定年後設計フォーラム2018※講演内容のリアルな体験レポ!

定年後設計フォーラム2018※講演内容のリアルな体験レポート!

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ファイナンシャルアカデミー主催の「定年後設計フォーラム2018」に参加してきました!

 

関心はあったけど、当日都合で参加できなかったよ。。。 東京で開催されても遠方なので行けるかい!と思っているアナタ!

 

そんな人のために、当日参加した私が、講演内容をリアルにレポートします!!

 

是非、読み進めてくださいね。

 

定年後設計フォーラム2018の開催内容

 

項目

内容

開催日時 2018年3月4日(日) 開場13:00 開演13:30
開催場所 日経ホール(大手町)
プログラム

■基調講演:蟹瀬 誠一(13:30〜14:30)

心豊かに過ごせる定年後を目指して

 

■講演@:藤田 孝典(14:40〜15:40)

「下流化」を防ぐため、今一人ひとりができること

 

■講演A:渋谷 豊(15:50〜16:50)

2022年までの資産運用のあり方

 

日経ホールは、地下鉄大手町から直結で、地下から直接行けました。

 

ビル自身も立て直ししたようで、とてもキレイでしたよ!

 

講演ホールも、前の席の背もたれからテーブルが出る(新幹線のテーブルと同じような感じ)ので、メモも取りやすかったですね。

 

講演が開始される頃には、ホールもほぼ埋まっていました。

 

500〜600名は参加されていたのではないでしょうか?

 

では、以下3つの講演内容をリアルにレポートしていきます!

 

 

【基調講演】心豊かに過ごせる定年後を目指して(蟹瀬 誠一さん)

<13:30〜14:30>

 

■コシノヒロコさんから良い言葉をもらった。「これまで”ではなく”これから”」これぞ人生のキーワード。

 

■ある生命保険会社の調査(20歳〜50歳まで男女800人)によると、

 

(Q1)将来不安はありますか?
 ⇒ 約8割が不安(理由は、@経済的理由、A健康不安

・40代がTOP、続いて50代(所得が減っている60代ではない)。

 

(Q2)何か具体的な対策を講じているか?
 ⇒ ほとんどが”NO”

・日本人は、人生を楽しまないことに慣れてしまっている。苦しみを耐え生きることが美学とさえされている。

・何のために生きているのか?。豊かな大人の人生を実現させる考えが大切

 

■「自分が豊か幸せだと思える良い時間を使って、心の中に残る幸せな気持ち」が大事。

・いい音楽、いい絵、おいしいもの、楽しい旅行。。。

感動、幸せの元を貯めていく。豊かなものを蓄積。これは場所を取らない。

・「本物に触れる」。これが人生100年のキーワードになると思っている。

 

■貯めると同時に豊かな人生のために使うことを意識。貯める目的ができる。

 

■人の価値、人のマネで自分を疲れさせるのが一番ムダ。

・自分の価値のモノサシ、自分がハッピーだと思える生活を見つけていくこと

 

■アメリカで本に出会った。それぞれの世代の考え方の自分の軸にしている。

・20代「美しく」・・・若い。何回失敗してもやり直せる。やりたいことができる。

・30代「強く」・・・背負うものが出てくるが収入は少ない。歯をくいしばって頑張る。

・40代「かしこく」・・・何でもかんでもがむしゃらでなく、賢明な選択をしていく。

 

↑40代までは種まき

↓50代以降は刈り取り

 

・50代「豊かに」・・・豊かな人生にお金を使い、幸せを実感できるとき

・60代「健康に」・・・何より体を大切にしていく。

 

■人生の終末期で一番大切に思うことは何か?

モノではなく、家族や友と語らうこと。

 

■40代で亡くなった狂言師の野村万之丞(のむらまんのじょう)さんの言葉

・いいかげんは、”いい加減”。風呂で言うと42℃。自分の42℃を見つけた人が一番幸せ

 

■自分にとってのて快適なライフスタイル

・そのためにお金は最低どれくらい必要なのか。計画すると見えてくる

財産と欲求のバランスを見つけられば良い。誰でも幸福になる方法がある。

 

蟹瀬さんの講演の感想は?

いや〜。さすが国際ジャーナリストだけあって、広い視野からの話が聞くことができました。

 

「日本人は楽しまないことに慣れてしまっている」。確かに。。。と考えさせられました。

 

幸せはモノではなく、自分が感動するコト」。確かにその通りだと思いましたね。

 

そのために、最低必要なお金を計画することは大切。

 

備えをして、不安なく豊かな人生を送りたいですね!

 

 

【講演@】「下流化」を防ぐため今一人ひとりができること(藤田孝典さん)

<14:40〜15:40>

 

■日本の貧困率(特に高齢者)は、先進国の中でかなり上位になってしまっている。

・高齢期は誰でも貧困に陥る可能性がある。

 

■日本の高齢化(65歳以上)率や、平均寿命はこれからもっと延びていく。

・つまり、老後の時間も高齢者の数も増えるということ。老後の時間はかなり長い。現役時代の給料をどう運用して備えるかが重要になる。

 

■生活保護を受けている世帯の約半数が高齢者世帯。

・昔は子は親の面倒を見るのが常識も、今は子供世帯に頼れない。なぜなら子供世帯の所得が下がっている。非正規雇用が4割で貧困も。自分の生活で精一杯。

 

■現在下流老人は約700万人〜1100万人(全体3500万人の1/3)。

・今後も増える傾向に。生活保護を下回る水準で暮らしている。

 

■下流老人の暮らし

・家族や友人がおらず、年中部屋に引きこもったままテレビを見て過ごしている。

・収入が少なく、インスタント食品や見切り品の惣菜で飢えを凌ぐなど3食をまともに取れない。

・家賃が払えず、簡易宿泊所やネットカフェ、近所の公園などで漂流生活をしている。

・病気があるのも関わらず、医療費が払えないため、通院や入院治療を拒否し痛みに苦しみながら自宅療養している。

 

■下流老人の3つの「ない」。

@収入が少ない
A十分な貯蓄がない 
B頼れる人がいない 

・@Aは経済的貧困、Bは人間関係の貧困

・@Aがなくても耐えれるが、Bがないと辛い。人間関係、不安を解消してくれる仲間、お金以外の資産がとても重要

 

■@収入が少ない

・下流老人の多くは低年金、無年金者。単身高齢者の1か月の平均支出は約14万円。

・仮に単身で年金で年金額が月10万円とすると、ひと月あたり4万円貯金か働いて得る必要(全体の約6〜7割は月10万円未満)。

・国民年金には厚生年金のような遺族年金の仕組みがない。

女性は働いて厚生年金に入ることを薦める

「まさか自分が生活保護を受けるとは思っていなかった」という声が多い。

 

■A十分な貯蓄がない。

・世帯の金額。資産の平均値1078万円。中央値は400万円。

・中央値、平均値と自身を比較しながら自分の貯蓄を見直してほしい。

・大切なお金。「危ないものには手を出さない」という信念が大切。

・働いた資金のみでは苦しい生活。日本は労働分配率が低水準。どう運用するか?

 

■B頼れる人がいない

・下流老人。高齢期は喪失の時代(役職、仕事。。。)と言われている。

・一人暮らしの高齢者が急増。一人暮らしの高齢者600万人。20年後は700万人突破。

・地域のつながり(共助)も希薄化している。近所付き合いが苦手。

人脈を広げる、助けてくれる仲間作りが大切。友人、知人、専門職の方。

 

■個人でできる下流化防止策

・自助、共助、公助をバランスよく考える。公的な病院制度。ソーシャルワーカーへ積極的に相談していく

・「受援力」を身に着けて、「助けて」と言える力が大切

 

藤田さんの講演の感想は?

蟹瀬さんとは違って、厳しい現実に正直暗くなるお話でした。

 

でも、少子高齢化、公助(年金、介護、保険)も条件が悪くなっているのが現実。

 

みんな知りながら、知らないふりや先延ばしにしてるんですよね。。。

 

まだ現役時代の今、しっかり勉強して、運用を含めた備えをしないといけないと気づかされました。

 

また、「経済的貧困は耐えれるが、頼れる人がいないことは耐えられない」の話はハッとさせられました!

 

 

【講演A】 2022年までの資産運用のあり方(渋谷 豊さん)

<15:50〜16:50>

       

今日のテーマは、2022年イメージし、5年間で身に着けるべき経験は何か?

 

2022年はどういう世界になっているか?

 

■2015年から2022年は新しい時代に入っている。

・現在は第4次産業革命。AI、Iot時代。もう既に3年目。これからは今までの経験では予測しにくい時代

 

■Iot、技術革新は資産運用にとって大きなチャンス。

・チャンスを逃さないためには先に将来をイメージする必要がある。チャンスはゴロゴロ転がっている。

 

■新しい時代は7年周期

・2000年〜2007年 金融技術(工学)時代。金融証券化

・2008年〜2015年 新テクノロジー時代(特に、2017年6月iphone発売、スマホへ)

・2015年〜2022年 AI、Iot時代

 

■「未来投資戦略2017」〜2017年6月に閣議決定〜は重要。

・この方針で世の中は変わっていく。ここに投資のヒントがある。

・Society5.0 (1.0狩猟、2.0農耕、3.0工業化、4.0情報化、5.0超スマート)

 

■2015年〜2022年の主なテーマ

@コア・・・AI、ビッグデータ

A流通・・・自動運転、ドローン

B働き方・・・シェアリング、ウェアラブル

C金融・・・フィンテック、仮想通貨

D生産・・・Iot、ロボット ← Iotはどういう産業が伸びるか?

⇒Iotは有望。つながっていないモノが、どんどんインターネットにつながっていく。

※5G、電力、半導体、インフラも重要。ここを得意にしている日本企業はたくさんある。

 

そのために身に着けるべき経験は?

■2022年は、日本にはチャンス

・「退職を機に投資を始めたい」「まとまったお金ができたので運用したい」と思っていても、投資は経験がないと上手くいかない。

・「投資経験があまりない方」「金融資産の大半が退職金」の方は要注意。失敗して退職貧乏になる可能性アリ。

 

■2022年までは、「経験」の積み重ねることが大切

・理由は、@景気サイクルが良い(金融相場から業績相場へ。この時期が最高)

・A国のサポート(NISA(所得税不要)、iDeCo(年金支払分税控除))

 

■欠かせない5つの経験

・大前提は「体験」ではなく「経験」しよう。

・自分のものになったときに初めて経験と言える。そしてスキルに変わる。

 

@資産を目的ごとに分ける

・5年以内に使う予定のあるお金

・安定的に成長させるお金(目標利回り2〜3%(価格変動は上下10%程度))

・大きく成長させるお金(目標利回り8%(価格変動は上下30%程度)

 

Aリスク(値幅、振れ幅)の本質を理解する。

・リスクは経験しないと買えない。20%下がったときに慌てて狼狽売りしてしまう。慌てない気持ちが持てるか?

 

B運用の鉄則を身に着ける

・いくら良いものでも高いとき(ブーム)に買ってはいけない。有望と割高は違う

 

C時間、資産分散を経験する(少額から経験)

・下がれば落ち込む、上がれば浮かれる。感情の変化を経験

(10万⇒9万を経験。いきなり1000万⇒900万だと焦って冷静な判断できない)

 

D良い相場、悪い相場を経験する。

・2022年まで日本経済は伸びる。10%下がることもあるが、とにかく痛みを感じることを経験する。

・痛みの感じ方は個々人違う。自分がどれだけ痛みに耐えられるかを知る)

 

■長期投資の経験を積む2つ

@豊かな将来を過ごすには、資産運用を長期に行う必要がある。

Aそのために感情と英知を養うには、50代の知性と経験が最も適した時期。

 

渋谷さんの講演の感想は?

蟹瀬さん、藤田さんのお話にあった事実を踏まえ、これからの時代をどう運用すれば良いかというものでした。

 

第4次産業革命で、これからの経済が劇的に変化していくことが良く理解できました。

 

たしかに、人工知能やロボットなど、良くニュースになってますものね。

 

印象に残ったのは。「体験」と「経験」は違うという点。少額で身銭を切って、自分の感情の変化を理解する。

 

環境の良い2022年までの間に、少額から投資の「経験」を積み重ねていきたいですね!

 

 

「定年後設計フォーラム2018」に参加して感じたことは?

 

講演者の3人が、それぞれの立場からの話で、とても参考になりました。

 

お金が足らない、将来が不安だと言っていても何も変わらないですものね。

 

現実を踏まえて、しっかり備えをしていくことの大切さと考え方がイメージできました!

 

 

定年後設計スクールには無料セミナーがあります。

 

定年後の設計をどのようにしていけば良いのか?という問題に対して、ファイナンシャルアカデミーには、「定年後設計スクール」という有料講座があります。

 

でも、いきなり有料講座はないわ〜 って思いますよね。

 

当然です(笑)。

 

そのために、無料の体験学習会が用意されています。

 

私も以前に参加しましたが、目からウロコの話が多かったですよ!

 

その際の体験レポートを、以下に載せていますので、是非参考にしてくださいね。

 

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